自己PRの書き方 ②最低でも自己PRは2つ作っておこう
先日は、自己分析の仕方について書きました。
ちなみに、前回の記事です。
↓ 自己PRの書き方 ①自己分析 ↓
https://yukarinnu1011.hatenablog.com/entry/2020/04/21/103651
今回は、「声優向け」の自己PRの書き方をまとめていきたいと思います。
始めに
まず、オーディション用の自己PRには、
・ 書類用自己PR
・ パフォーマンス用自己PR
この2つが、大事だと思います。
書類用自己PRというのは、
オーディションの書類審査を通過するための、プロフィールシートに書く自己PRです。
文章だからこそ伝えやすい自己PRを書き、
書類審査という、第一関門を突破するために大切な自己PRです。
次に、パフォーマンス用自己PRですが、
書類審査に通過したあと、実際に審査員の前で披露する自己PRです。
審査員の前で披露するということは、特技の披露も出来ますし、文章だけで伝わらない部分をPRすることが出来るチャンスです。
「なぜ書類用とパフォーマンス用に分けるの?」
オーディションをする際には、審査員が、書類審査に出したプロフィールシートを持っていることが多いです。
その時に「自己PRをしてください」と言われて、書類審査での自己PRをそのまま言うと、
「それプロフ(プロフィールシート)に書いていたじゃん」
そう思うと思います。
ですから、オーディションという、実際にアピール出来るチャンスでは、
文章だけで伝えられない部分
より体を使って表現出来る自己PR
を言った方が、自分の付加価値が上がると思いますよ。
書類用自己PRの書き方
書類審査を通るためにも、簡潔に、自分について書いていきましょう。
披露したいものや特技については、なるべくパフォーマンス用の自己PRにとっておきたいところなので、
経歴や性格について書いていくのがオススメです。
「高校の放送部の大会で優勝しました。」
「私は負けず嫌いな性格です。」
自分についてざっくりと説明する感じでいいと思います。
自己PRといえば深く考えがちですが、
真面目に考えすぎて硬い自己PRを、声優の審査員が拾ってくれると思いますか?
声優もエンターテイナーです。
「審査員を笑わせてやろう」
そういう気持ちで作った方がいいと思いますよ。
パフォーマンス用自己PR
特技を披露するにも、出来るものと出来ないものがありますよね。
例えば、場所をとるものって、ある程度の広さが無いと難しいですよね。
狭いところで「バク転をします!」と言っても、「危ないのでやめてください」となりますよね。
ですから、なるべく簡単に出来て、審査員に興味を持たせられるようなものがあれば有利ですね。
「特技なんて無いよ…」
もちろんそんな方もいらっしゃると思います。
そういう時は、性格や長所、特徴から持ってきたらいいと思います。
「私のチャームポイントは笑顔です。」
「私はおっちょこちょいな性格です。」
でも性格については、書類用で使った方がいいんじゃないの?
全然そんなことありませんよ。
書類用の自己PRをそのままそっくり言うのは良くないですが、掘り下げて、エピソードを交えて言うのは良いと思います。
例えば、書類用に、
「私は負けず嫌いな性格です。そのため、何事にも全力で挑むことができ、向上心を持って頑張り続けることが出来ます。」
と書いたとします。
その時、パフォーマンス用の自己PRでは、
「私は負けず嫌いな性格です。悔しさをバネに、頑張り続けることが出来ます。
高校生の頃には…」
と、エピソードを交えます。
書く自己PRでエピソードを入れてしまうと、
何だか長く感じて、読む気が失せてしまいますが、
パフォーマンスでの自己PRでエピソードを入れると、聴く側は内容によって、興味を示してくれる可能性が高まると思います。
それだけ言葉には思いを伝える力があるんでしょうね。
ですから、経験話を入れたい時は、パフォーマンス用の自己PRで披露するのがオススメです。
自己PRで1番大切なこと
「自己PRは何のためにするか?」
それは自分について興味を持ってもらうためです。
必死に考えた自己PRを、噛むことなく、間違えることなく読むのではありません。
自分についてアピールする場です。
生き生きとした表情をして話せているか。
自分の強みをアピールすることが出来ているか。
審査員が「使いたい」と思ってくれるか。
そのための自己PRを考えて、披露しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
自分が審査員だったら、どういう人を採用したいか。
自分を理解してもらうためには何を伝えたらいいのか。
いっぱい悩んで考えてみるといいと思います。
みなさんにとって、素敵な自己PRが作れますように…
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。